うみがめ学習のはじまり
令和6年6月17日(月)、かごしま水族館展示第一課に所属する柏木講師を迎えて「うみがめ学習」が行なわれました。これには、星原小学校もオンラインで参加しました。
鹿児島県は、南北に美しい砂浜があって、毎年多くのウミガメが産卵にやってきます。近年では、上陸するウミガメが減少し、絶滅を危惧しています。
鹿児島県では、1988年にウミガメを守る条例が制定され、ウミガメを見守る活動が行われています。
そのウミガメの保護活動を岩岡小学校では、毎年行っています。その功績あって、昨年5月に日本野鳥の会より生物保護活動の感謝状などを受賞しています。
この日、行なわれた柏木さんのウミガメに関するお話を学習した模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、うみがめ学習のはじまりです。かごしま水族館からの講師を迎えての学習です。うみがめの不思議なことを学びます。
写真2枚目は、ウミガメ学習の案内です。昨年11月に、かごしま水族館を会場にして、海岸に近い学校を対象としたウミガメサミットがオンラインで行われていました。今回は、星原小学校が参加しました。
ウミガメ学習
柏木講師の紹介
校長先生によりかごしま水族館展示第一課に所属する柏木学芸員を紹介しました。今回、種子島へ来ていただきました。
写真4枚目は、会のはじまりです。今回は、ウミガメのお母さんを中心にしたお話です。岩岡小学校でも初めてウミガメの話しを聞く児童もいます。
ウミガメのお話
ウミガメは呼吸している
写真5枚目は、ウミガメは、魚と違って、呼吸している生物です。したがって、卵から呼吸しているので、海の中に埋めないことで、陸上へ上がって砂地に穴を掘って産むことになります。
写真6枚目は、ウミガメの生息場所は、大きく分けると、大陸棚と太平洋の二か所だといわれています。大陸棚では、カニなどを食べ、太平洋では、クラゲなどを食べており、体系による違いもあると話されています。
ウミガメの生息場所
ウミガメの足跡
写真7枚目は、ウミガメの足跡です。足跡の状況で産卵場所が分かったり、星状に散乱したかが分かることをお話しています。
質問コーナー
写真8枚目は、質問コーナーです。卵から大人になるまではどのくらいかの質問がありました。1000匹の子ガメから大人になる確率は、1匹だということです。だから、ウミガメはたくさんの卵を産むわけですね。
なお、かごしま子どもウミガメサミットや留学制度等については、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
2024年(令和6年)6月17日(月)、かごしま水族館展示第一課の講師による令和6年度ウミガメ学習の模様を紹介しています。なお、星原小学校もオンラインで参加しています。この動画の中には、ウミガメの呼吸、ウミガメの不断の居場所、食べるエサ、産卵、足跡、アカウミガメとアオウミガメの話し、子ガメが地上に出てくる様子、質問コーナー、お礼のことば、参加児童・保護者の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。