オンラインサミットのはじまり
令和5年11月17日(金)、かごしま水族館主催の「かごしま子どもウミガメサミット」が県内15の学校と6団体とを結んで、オンラインサミットが行われました。
鹿児島県は、南北に美しい砂浜があって、毎年多くのウミガメが産卵にやってきます。近年では、上陸するウミガメが減少し、絶滅を危惧しています。
鹿児島県では、1988年にウミガメを守る条例が制定され、ウミガメを見守る活動が行われています。
そのウミガメサミットの模様を写真と動画で掲載しています。
この日、学校の近くに砂浜があり、ウミガメ産卵地になっている学校が集まり、これから砂浜やウミガメをどうやっていけばよいのかを話し合いました。
写真1枚目は、オンライン授業のはじまりです。メイン会場は、かごしま水族館です。今日のオンラインでの話しの進め方、学校の取組み発表などを紹介しています。
写真2枚目は、各学校の紹介です。今回、種子島からは、岩岡小学校、星原小学校、納官小学校の3校が参加しました。
写真は、薩摩川内市甑島の手打小学校の紹介です。
学校紹介
脇本小学校の発表
阿久根市立脇本小学校の発表です。砂浜は、2.6キロあり、今年は、砂浜に重機を入れて砂を軟らかくしたとのことです。これによって、ふ化率が、85%に上昇したことなど発表してくれました。
写真4枚目は、日置市立伊作小学校の発表です。各行事ごとに、ウミガメを守るPR活動も実施し、海岸清掃なども行っているなどを発表しました。
伊作小学校の発表
岸良学園の質問
写真5枚目は、質問コーナーです。岸良学園から、伊作小学校への質問で、ウミガメ放流するときに、気をつけていることは何ですか?という質問がありました。これに対して、卵をきれいにしたり、落とさないように気をつけていることなど答えていました。
写真6枚目は、岸良学園の発表です。大隅半島にあり、JAXAの内之浦宇宙空間観測所もあり、砂浜も美しい海岸です。毎年、100匹以上のアカウミガメが産卵にやってくることなど発表しました。
岸良学園の発表
岩岡小学校の発表
写真7枚目は、岩岡小学校の発表です。近くの海岸での取り組み、ふ化場の砂洗い、ふ化してから子ガメの観察など発表しました。
石器体験
写真8枚目は、かごしま水族館長の講評です。各地の取り組みなどを知り、その違いなどに気づくことは、これからの活動に参考にしていただきたいことや、SDGsにも取り組んで環境のことなども知っていただきたいことなど話していました。
なお、かごしま子どもウミガメサミットや留学制度等については、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
2023年(令和5年)11月17日(金)、かごしま水族館主催の「かごしま子どもウミガメサミット」のオンライン授業の模様を中種子町立岩岡小学校で取材したものを紹介しています。この動画の中には、オンラインサミットのはじまり、各学校の紹介、脇本小学校、伊作小学校、岸良学園、岩岡小学校の発表、かごしま水族館長の講評、参加児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校かごしま子どもウミガメサミット 参加校紹介・オンラインで取組み発表】