2023(令和5)年4月27日(木)、西之表市種子島開発総合センター(鉄砲館)で、4月1日から行われていた開館40周年歴史のいろんな数字展企画展を取材させていただきました。
鉄砲館に収蔵されているものの中から、開館40周年を記念して、数字にまつわるものを展示しています。
その企画展の模様を掲載しています。
鉄砲館は、今年で開館40周年を迎えました。南蛮船の形をした当時の建物は、特徴的で斬新なデザインでした。入館者は、156万3521人を記録しています。
薩摩筒の火縄銃です。これは、最近まで種子島火縄銃保存会の会員が使っていたものです。小筒に分類され、3.1キロと取り扱いやすかったとされます。
こちらも薩摩筒の火縄銃です。これは中筒の分類です。カラクリや火ばさみに、種子島家の家紋「三ツ鱗」が施された貴重な火縄銃です。
こちらの数字は、火縄銃と槍に関するものです。その中で、種子島時尭公が、鉄砲2丁を2000千両の大金で購入したといわれているものです。現代のお金に換算すると、1丁1億円にもなります。
こちらは、鉄砲伝来から8年後、種子島時尭公が、受け取った、槍の新富流鑓十門智合位の許状です。槍の型の動きが記入されています。
御坊墓地にある御影石の墓が1基あります。その御影石の原産地は、兵庫県産のものと推定されています。その石の墓は、志布志にもあることで、婚姻関係で結ばれているのではないかといわれています。
広田埋葬遺跡です。多数の人骨が発見されて、貝細工の装飾品が多数出土しています。
能野焼の展示物です。右は、薩摩焼で、能野焼との重さの違いを比較しています。能野焼は、少し分厚くて、粘土に鉄分が多く含まれているので、薩摩焼に比べて重たいのです。
移住に関する展示で、各地にある紀念碑などを紹介しています。
写真は、国上喜志鹿崎灯台沖で発見され、引き揚げられた97式艦攻戦闘機の紹介です。
282の数字は、種子島で一番高い標高の数字です。現在、中種子気象レーダーがあるポイントです。一方屋久島は、九州一の高い山があることで有名です。その高さの比較したものです。
2023(令和5)年4月27日(木)、種子島開発総合センター(鉄砲館)で取材した企画展「開館40周年歴史のいろんな数字展」の展示作品を教育委員会職員による解説で紹介しています。この動画の中には、開館40周年、鉄砲館入館者数、火縄銃(薩摩筒)、黒山60軒、秀吉の小田原攻め、種子島時尭公槍の許状、鉄砲2丁2000千両、「久」の一字拝領、御判物、松寿院、御影石の墓、種子島に古墳はなし、広田遺跡、能野焼、甑島からの移住、ふるさと歴史散歩、種子島の標高、アサギマダラ、九七式艦上攻撃機の展示品を開設入りで収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。