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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナス科ナス属の1年草
【 和名・別名・学名 】
金銀茄子、Solanum aculeatissimum
【 撮影日時 】
2021年(令和3年)7月4日(日)/12時02分〜12時05分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市現和田之脇海岸付近
【名前の由来】
***

生態状況

キンギンナスビは、種子島では海岸付近から少し内陸部にまで自生する熱帯アメリカ原産の帰化植物の1年草です。
海岸に通じる細道の両側に生えているものです。ここでは、群生しています。
梅雨時期には、花を咲かせ、また、ミニトマトみたいにオレンジ色の果実をつけているものもあります。

  • キンギンナスビ
    開花時期は、7〜8月です。枝、茎の途中から短い花柄を出し白い花を1〜5個つけています。草丈は、50〜90センチです。
  • キンギンナスビの白い花
    花は、一見するとイヌホウズキの白い花によく似ています。花弁が後ろに反り返るのが特徴です。
  • キンギンナスビの果実
    この時期は、青い果実から熟したオレンジ色の果実をつけたものもあります。果実は、直径2〜3センチです。
  • キンギンナスビの白い花
    茎の途中から短い花柄を出しその先に白色で、直径約2センチ、5裂した花弁をそり返します。なお、茎、枝、葉には、鋭い棘がついており、注意が必要です。
  • キンギンナスビの青い果実
    青い果実には、緑の縞模様が入っています。また、額にも小さい棘があります。熟すとオレンジ色になります。
  • キンギンナスビの熟したオレンジ色の果実
    果実が熟すと、ミニトマトみたいに見えます。直径2〜3センチの球形です。

2021年(令和3年)7月4日(日)、西之表市現和田之脇海岸付近の海岸に通じる細道で取材した、梅雨時期に茎の途中に白い花を咲かせ、また、青い果実、熟したオレンジ色の果実をつけたナス科ナス属の熱帯アメリカ原産の帰化植物の1年草キンギンナスビの開花・果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
キンギンナスビ 梅雨時期に茎の途中に白い花を咲かせ果実をつけた開花・果実風景〜種子島の自然

2021.7.13〜