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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
唐土草、Lysimachia sikokiana Miq.(Primulaceae
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)7月15日/13時46分〜13時52分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市安城大野林道沿い
【名前の由来】
昔の人が外来の帰化植物と誤解して唐土(もろこし)と付けたといわれます。

生態状況

モロコシソウは、日本の本州以南、四国、九州、沖縄、台湾に分布する多年草の植物です。
種子島では、里山の奥深い林道沿いで見かけます。
モロコシソウの乾燥させたものは、カレー風の匂いを発し、衣類などの防虫剤として利用されています。
大変珍しい植物のひとつです。

  • モロコシソウ
    モロコシソウの花期は、7〜8月です。種子島では、人里離れた奥深い林道沿いで見かけます。川沿いで自生していることが多いです。
  • モロコシソウ
    葉は互生し、葉腋に黄色の花を、下向きに1個つけます。花には、柄があります。
  • モロコシソウ
    花冠と萼は、5裂します。花の直径は、1.5センチほどです。
  • モロコシソウ
    高さは、20〜40センチほどです。すでに、緑色の球形の果実をつけています。
  • モロコシソウ
    道沿いで、やや湿り気があり、苔などが生えている場所で見かけます。葉は、披針形で、5〜10センチです。少し光沢があります。

※ 2021年(令和3年)6月30日(水)、西之表市安城大野林道沿いで取材した梅雨時期に葉腋に長い花柄を出し黄色の花を咲かせたサクラソウ科オカトラノオ属の多年草モロコシソウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
モロコシソウ 梅雨時期に葉腋に長い花柄を出し黄色の花を下向きに1個つけた開花風景〜種子島の自然

2016.9.30〜