1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 9月の草花>
  4. キハマスゲ

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
黄浜菅、Cyperus esculentus
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)9月11日(日)/8時01分〜8時46分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡南種子町茎永水田
【名前の由来】
***

生態状況

キハマスゲは、地中海沿岸地方原産の多年草の帰化植物です。
日本には、1980年代に栃木県で初めて圃場で確認され、それ以降急速に広まっている雑草です。
こちら、種子島の早期水稲水田で一面に大群生をしています。

  • キハマスゲ
    キハマスゲの花期は、7〜9月です。高さは、30〜40センチです。種子島でも急速に広がっている雑草です。
  • キハマスゲの花の画像
    茎の先端部には、小穂を5〜10個つけています。
  • キハマスゲの穂状花序の画像
    茎は、幅2〜3ミリです。黄色から次第に色づいていきます。
  • キハマスゲの群生・穂状花序の画像
    地中に根茎を伸ばし、その先に長さ5〜10ミリの球形状の塊根をつけます。塊根でも増えるので除去しにくい強害雑草です。
  • キハマスゲの群生した画像
    稲作の収穫が終わると、急速に水田一面に群生しているものです。葉の幅は、5〜7ミリ前後の線形です。
2016.9.14〜