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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
タデ科タデ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
蔓蕎麦、Persicaria chinensis
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)9月27日(火)/12時54分〜12時55分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市現和西俣市道沿い、国上桜園道沿い、庄司浦農道沿い
【名前の由来】
蕎麦に似ていることから付けられた名前です。

生態状況

ツルソバは、1年の中で長期にわたって咲いている草花です。本当は海岸沿いに生えるようですが、ここ種子島では、どこでも海岸に近いので、あちこちでよく見かける草花です。

  • ツルソバ
    種子島では、海岸だけでなく内陸部にもごく普通に生えている多年草です。ほかの樹木などに絡みついていることもあります。したがって、高さは、不定です。
  • ツルソバの花を咲かせた画像
    葉は互生し、葉腋に枝を出し、その先端部に花序をつけ白い花を多数咲かせます。葉の大きさは、長さ5〜10センチの卵形、卵状長楕円形で、先はとがっています。
  • ツルソバの黒紫色の熟したそう果の画像
    開花が終わると、次第に果実が熟してきます。黒紫色のものは、そう果を包んだものです。【平成23年11月27日撮影】
  • ツルソバの花を咲かせた画像
    場所によっては、通年花を咲かせています。葉の色も薄い黄緑色です。【平成23年1月10日撮影】
  • ツルソバの花を咲かせた画像
    茎は、よく分岐し、地面を這うように斜上します。茎は赤みを帯びています。通常、群生します。【平成23年1月10日撮影】

2021年(令和3年)11月20日(土)、西之表市古田平松1号線、平松鞍勇線沿いで取材した、初冬のころ茎から枝分かれした先に花序を出し、白い花を多数咲かせたタデ科タデ属のつる性多年草ツルソバの開花と果実が熟した果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ツルソバ 初冬のころ茎から枝分かれした先に花序を出し白い花を多数咲かせた開花果実風景〜種子島の自然

2013.12.21〜