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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イラクサ科カラムシ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
雌薮苧麻、Boehmeria platanifolia
【 撮影日時 】
2021年(令和3年)9月11日(土)/10時38分〜11時07分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市生姜山万波線道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

山間部の日当たりの悪い、やや湿り気のある場所に生えていることが多いです。ヤブマオに似ていますが、葉が薄く、花序も細いのが特徴です。

普通のヤブマオに比べて、自生は少ないです。

  • メヤブマオ
    開花時期は、7〜9月です。草丈は、通常、30〜100センチです。中には、1メートルを超えるものも見かけます。
  • メヤブマオ茎・葉柄
    葉は対生し、葉柄が赤みを帯びています。茎は、通常、分岐しないでそのまま伸びるか斜上しています。
  • メヤブマオ茎・葉柄・雌花序
    茎の上部葉腋に穂状の雌花序をつけていますが、下部に雄花序をつけていません。雌花序だけつける個体もあるという。
  • メヤブマオの葉
    葉は、卵円形で長さ10〜20センチ、縁には粗い鋸歯があります。葉が薄いため、害虫に食い荒らされていることが多いです。
  • 若葉のメヤブマオ
    これは草丈が30センチほどのものです。通常、グループごとに群生していることが多いです。

2021年(令和3年)9月11日(土)、西之表市生姜山万波線沿いで取材した、秋のころ茎の上部の葉腋に雌花序を出し、花を咲かせ始めたイラクサ科カラムシ属の多年草メヤブマオの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
メヤブマオ 秋のころ茎の上部の葉腋に花序を出し花を咲かせ始めた開花風景〜種子島の自然

2021.9.15〜