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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
カヤツリグサ科ヒトモトススキ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
一本薄/別名シシキリガヤ、Cladium chinense Nees
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)9月19日(月)/14時02分〜14時05分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡南種子町平山メヒルギ自生地付近
【名前の由来】
1本の茎に多数の葉があることで、ススキに例えたものです。

生態状況

ヒトモトススキは、カヤツリグサ科の中で、大変珍しく、1本の茎に多数の葉があることです。それが名前の由来にもなっています。
海岸付近に湿地帯に大群生していることが多いです。
写真の場所は、南種子町平山のメヒルギ自生地付近です。

  • ヒトモトススキの全体画像
    ヒトモトススキの花期は、8〜10月です。草丈は、高いもので、2メートルを超えています。カヤツリグサ科では大型の草本です。
  • ヒトモトススキの花序の画像
    ヒトモトススキの花序は、やや円錐形で枝垂れています。小穂の集合体が5〜7個あり、長さは4〜8センチほどです。
  • ヒトモトススキの茎・葉の画像
    ヒトモトススキの茎です。大変硬く節目から多数の葉を出します。茎は水平になっていることが多く、垂直に葉が出てきます。
  • ヒトモトススキの茎・葉の画像
    茎の節目から多数の細い線形の葉を出します。葉の縁はざらつきます。
  • ヒトモトススキの群生した画像
    メヒルギ自生地の湿地帯付近で、大きな株を作り、それが群生しているのです。日本原産の多年草の植物です。

2021年(令和3年)6月25日(金)、南種子町平山のメヒルギ群生地周辺に自生している梅雨時期に茎の上部に小穂を密につけた花穂を数個付けたカヤツリグサ科ヒトモトススキ属の多年草ヒトモトススキの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ヒトモトススキ 梅雨時期に茎の上部に小穂を密につけた花穂を数個付けた開花風景〜種子島の自然

2016.9.21〜