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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ツユクサ科イボクサ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
島疣草、Murdannia loriformis
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)9月23日(金)/11時46分〜12時18分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町野間中山水田
【名前の由来】
***

生態状況

シマイボクサは、鹿児島県から南西諸島各島、及び、台湾、南中国、インド、東南アジアに分布する多年草の水田植物です。
イボクサは、古代農耕(稲作栽培)とともに伝来した史前帰化植物の一つとされています。
水田のほか、畑地にも生えることもあるという。

  • シマイボクサ
    シマイボクサは、ほぼ通年花を咲かせているといわれています。写真のものは、水田の縁付近で見つけたものです。地面を這いあがり斜めに伸びた状態です。
  • シマイボクサの花の画像
    真上から撮影したイボクサの花です。美しい花並びになっているのです。
  • シマイボクサ茎・葉の画像
    写真は、茎や葉を撮影したものです。茎は、根元付近で分枝し、匍匐して節から根を出しています。葉は、細い披針形で、先は鋭く尖っています。
  • シマイボクサの花・茎の画像
    花は、茎の先端部につけ、薄い白紫色で、直径は8ミリ前後です。
  • シマイボクサの3個の花の画像
    茎の先端部、葉腋から淡赤紫色の3弁花の花をつけます。シマイボクサは、鹿児島県の絶滅危惧植物に指定されています。大事な植物が種子島の水田で花を咲かせています。
2016.9.29〜