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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
サトイモ科テンナンショウ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
蝮草、Arisaema serratum
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)3月27日(金)/11時10分、3月31日(火)/10時29〜37分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田住吉線沿い、古田十三番曲川線道沿い
【名前の由来】
茎がマムシのように、まだら模様になっているので付けられています。

生態状況

マムシグサは、里山の日当たりの悪い湿り気のある場所に自生するサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。
独特のうす気味悪いまだら模様が特徴です。里山の道沿いでは、車窓からもよく見かける植物です。
なお、有毒植物ですので、注意が必要です。

  • マムシグサ
    全般的に日当たりの悪く湿っぽい場所に生えています。ときには、原っぱでも見かけることがあります。
  • マムシグサ若葉
    早春になると、若葉が出てきます。まだ、花序をつけていません。
  • マムシグサ偽茎
    写真は、花序を出し始めたものです。偽茎から出している様子がわかると思います。
  • マムシグサ仏炎苞
    仏炎苞は、薄緑色のものもあります。これは、青マムシグサと呼ばれているものです。
  • マムシグサ偽茎・若
    写真は、偽茎から若葉が出ている様子です。花序はすでに出ています。
  • マムシグサ仏炎苞
    これは、通常の仏炎苞です。縦に白い筋も見えています。種子島では、やや紫色のものが多いです。
  • マムシグサ仏炎苞
    5月になると、仏炎苞が開き縮れてきます。【平成27年5月6日撮影】
  • マムシグサ緑色の雌花
    仏炎苞が縮れて下部の緑色の雌花が見えてきます。びっしりついているのが確認できます。やがて赤色に変化します。【平成27年5月6日撮影】

※ 2022年(令和4年)3月23・24日(水・木)、西之表市古田番屋峯線沿いで取材したマムシグサの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
マムシグサ 初春のころ偽茎の先に花柄を伸ばし仏炎苞に包まれた肉穂花序をつけた開花風景令和4年〜種子島の植物

※ 2021年(令和3年)3月3日(水)、西之表市現和武部平園線沿いで取材したサトイモ科テンナンショウ属の多年草マムシグサを紹介しています。この動画の中には、花序を出したマムシグサ、アオマムシグサ、偽茎、若葉、仏炎苞、全体風景などを収録しています。また、字幕でコメントなどを流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
マムシグサ 早春のころ偽茎の先に花柄を伸ばし仏炎苞に包まれた肉穂花序を付けた開花風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)7月23・24・25日(木・金・土)、西之表市住吉、古田で取材したマムシグサの緑色の果実をつけた風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
マムシグサ 梅雨時期円柱状に緑色の果実をつけた風景〜種子島の自然

※ 2020年(令和2年)3月3日、10日に西之表市内で撮影したマムシグサを紹介しています。この動画の中には、花序を出したマムシグサの群生、アオマムシグサ、偽茎、若葉、仏炎苞、全体風景などを収録しています。また、字幕でコメントなどを流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
マムシグサ 里山の雑木林の縁付近に自生し春に花序を出す

※ 2013年(平成25年)4月20日(土)、西之表市古田十三番曲川線道沿いで撮影したマムシグサを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
種子島の里野道に咲く花:マムシグサ 蝮草 Araceae japonicum

2013.12.21〜