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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナデシコ科ハコベ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
蚤の衾、Stellaria uliginosa var. undulata
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)3月3日(金)/11時11分〜11時19分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市西之表岳之田
【名前の由来】
葉をノミの衾に例えて、名前が付けられています。

生態状況

ノミノフスマは、田畑でよく見かけます。花びらは10枚に見えますが、根元が深く切れ込んでいますので実際は5枚です。
ハコベに似ていますが、全体的に毛がないので見分けがつきます。通常は、群生しているのですが、付近でもこれしか見当たりません。自生が少ない雑草です。
【注意】文中の数値は、撮影時の実測値です。

  • ノミノフスマ
    開花時期は、4〜10月です。日本全土で分布するという花期の長い草花です。通常、傾斜状に伸びて先端部を持ち上げて成長します。単純に高さは、7〜10センチです。茎の長さは、それより長いです。
  • ノミノフスマ白の花びら
    茎の上部で枝分かれして、その先端部に純白の花をつけます。花の直径は、7〜9ミリです。花びらは、5枚です。深裂しているのです。
  • ノミノフスマ葉と茎
    葉と茎です。茎は写真から分かるとおり、薄い茶褐色です。葉は対生し、柄はありません。葉の長さは、1〜2センチです。
  • ノミノフスマ畑で群生
    畑の縁付近で地面に沿うように傾斜して枝分かれし、先端部に花を1個つけています。
  • ノミノフスマ畑で開花
    畑では、他の雑草とともに群生しています。雑草としては、少ない生息です。
2013.12.19〜