1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 4月の草花>
  4. キツネノボタン

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
狐の牡丹、Ranunculus silerifolius
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月18日(火)/14時13分〜14時23分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田村之町道沿い
【名前の由来】
水田付近に生え、葉形がボタンの葉に似ていることによります。

生態状況

キツネノボタンは、春から夏にかけて咲く雑草です。しかし、除草剤や農薬の普及によりあまり見かけなくなってきました。
道端の水路付近に生えているものです。通常、湿っぽい場所で、普通に生えています。
茎などに毛がないので、ケキツネノボタンと見分けができます。花自体は鮮やかな黄色で花並びもよく、果実が球形になっています。
なお、全体的に毒をもっていますので注意が必要です。

  • キツネノボタン
    キツネノボタンは、水田のあぜ道、道端の用水路付近の湿地帯に生える多年草です。開花時期は、3〜7月です。高さは、24〜34センチです。
  • キツネノボタン黄色い5弁花
    茎から枝分かれした先端部に直径0.9〜1.5センチの黄色い5弁花をつけます。花びらは光沢があり、撮影すると白飛びします。
  • キツネノボタン根元付近の葉
    写真は、根元付近の葉です。長い柄があり3出複葉で、さらに、小葉は、3裂して縁には鋸歯があります。ケキツネノボタンに比べて、丸みがあるので見分けがつきます。
  • キツネノボタン球形状の果実
    開花が終わると、球形状の果実ができます。そう果は、扁平状で、花柱がカギ状になるのが特徴です。これが、ケキツネノボタンとの見分けるポイントとなります。
  • キツネノボタン
    通常、キツネノボタンには毛がないとされますが、全くないとは限らず。根元の茎付近には、白い毛があります。
2013.12.17〜