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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科スズメノテッポウ属の1年草
【 和名・別名・学名 】
瀬戸茅・背戸茅、Alopecurus japonicus
【 撮影日時 】
2009年(平成21年)4月29日/10時15分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市住吉里之町
【名前の由来】
裏の田に生えるという意味で付けられています。

生態状況

春になると、水田のあぜ道沿いに生えるセトガヤです。全般的に群生しています。田植が終わり、苗が大きく成長する頃に見られる雑草です。ススメノテッポウによく似ていますが、穂状の部分がセトガヤこそ白っぽいので見分けが付きます。写真のセトガヤの高さは、約30センチです。
除草剤の普及で、水田付近も雑草が少なくなっています。

  • セトガヤ
    セトガヤの開花時期は、4〜5月です。水田の縁付近に生える1年草です。
  • セトガヤ茎・花序・葉
    花序の長さは、4〜7センチ、幅は4〜6ミリの円柱形です。黄緑色の小穂を多数つけています。
  • セトガヤ茎・葉・花序
    葉は、長さ5〜13センチ、幅は4〜6ミリの線形です。
  • セトガヤ群生
    花序は、スズメノテッポウとよく似ています。その違いは、葯の色が白いので花序が白く見えます。一方、スズメノテッポウは、褐色になっているので見分けがつきます。
  • セトガヤ群生
    セトガヤは、根元の中心部から斜上せずに伸びています。
2013.12.21〜