フランスギク
草花・植物の諸データ
- 【 科・属名 】
- キク科フランスギク属の多年草
- 【 和名・別名・学名 】
- フランス菊、Leucanthemum vulgare
- 【 撮影日時 】
- 2012年(平成24年)5月4日/11時31分〜11時42分
- 【 撮影場所 】
- 鹿児島県西之表市古田村之町道沿い、熊毛郡南種子町茎永種子島宇宙センター
- 【名前の由来】
- ***
生態状況
フランスギクもよく見かけるようになってきました。原産地はヨーロッパといわれています。
花びらが大きくて見栄えもいいので、園芸品種と思われがちですが野花です。 日本には、江戸末期観賞用に持ち込まれ、寒さに強く、また繁殖力で旺盛で、それが野生化したものです。
特に改良された道路沿いで見かけます。種子島では咲いている場所限られています。
フランスギクの特徴は、たいへん丈夫で日本全国に分布しているといいます。花びらは真白でほんとうに綺麗です。通常群生しています。
開花時期は、5〜6月です。種子島では、日当たりのよい道沿いの土手付近で咲いていることが多いです。
茎の先端部に頭花をつけ、白い花を咲かせます。花の直径は、5センチ前後です。花びらの数は、31枚です。
茎には、毛があります。花は、マーガレットによく似ています。その違いは、葉の形状に相違があります。【平成21年5月4日撮影】
オオキンケイギクと同様、種子島でもフランスギクの増殖が見られます。種子と地下茎で繁殖します。【平成21年5月4日撮影】
茎は、直立し基部で分岐します。高さは、30〜80センチです。根元には、根生葉があります。茎につく葉は、へら形で互生し鋸歯があります。
2023年(令和5年)5月11日(木)、西之表市県道76号線古田の道沿いで取材した初夏にかけて白い花を咲かせたフランスギクの開花風景を紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【フランスギク 初夏のころ茎の先端部に頭花をつけ白い花を咲かせた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の植物】
【関連ページ】
- オオキンケイギク - 四季折々の草花
2013.12.15〜