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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科オヒゲシバ属の1年草
【 和名・別名・学名 】
阿弗利加髭芝、Chloris gayana Kunth
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)10月8日(金)/10時43分〜11時20分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町野間大平道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

アフリカヒゲシバというと、名前からして、野性的な芝をイメージします。南アフリカ原産の帰化植物です。道端に生える1年草の大型雑草です。
最近、種子島でも急速に増殖しています。
【注意】文中の数値データは、撮影時の実測値です。

  • アフリカヒゲシバ
    アフリカヒゲシバの花期は、8〜10月です。日当たりのよい空き地や道端、舗装道路の隙間などに群生しています。
    草丈は、82センチ、中には、100センチを超えるものもあります。
  • アフリカヒゲシバの花序
    茎の先端部に、12〜18本の花序をつけています。花序の長さは、3.7〜14センチ、幅は、6〜7ミリです。
  • アフリカヒゲシバの花序
    花序には、多くの小穂がつきます。その小穂に、長いヒゲをつけています。写真でも確認できます。
  • アフリカヒゲシバの根元
    写真は、根元部分を撮影したものです。株を成しています。茎の色は、褐色です。
  • アフリカヒゲシバの茎の画像
    真は、茎を撮影したものです。茎の節から枝分かれをして伸びています。
    葉の長さは、10〜28センチ、幅は、1.3〜1.5センチの線形です。先端部は、枯れていることが多いです。
  • アフリカヒゲシバの根元部分の画像
    厄介なことに、舗装道路では、側溝などの隙間部分に株を作り、横一列に群生することもあります。大変丈夫な根です。
  • アフリカヒゲシバの花序
    ほとんどが、花序は乾燥状態になっていることが多い中、これから、花序を出すものもあります。
  • アフリカヒゲシバの穂状花序の画像
    根から茎はほぼ直線的に伸びてその先端部に穂状花序をつけます。写真は、花序が広がる前の状況です。最初はこんな塊になっています。
  • アフリカヒゲシバの群生の画像
    場所によって、道沿いで大群生することもあります。背丈は、1メートルを超えるものです。
2016.10.11〜