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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科センダングサ属の1年草〜多年草
【 和名・別名・学名 】
立泡雪栴檀草/別名シロノセンダングサ、オオバナノセンダングサ、Bidens pilosa var. radiata
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)10月8日(木)/14時12〜30分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町野間阿保県道588号線沿い
【名前の由来】
***

生態状況

タチアワユキセンダングサの原産地は、北アメリカとされ、世界中に分布しています。コセンダングサの変種とされ、シロノセンダングサによく似ています。
種子島の道沿いで、急速に増殖している草花です。特に中種子町では国道58号線、県道588号線、町道などいたるところで繁殖しています。
頭花、は、直径約3センチ。花期の長いのが特徴で、真冬でも花を咲かせ、一年を通じて開花しています。

  • タチアワユキセンダングサ
    開花時期は、通常、3月〜11月です。種子島は暖地なので、越年することもあります。道沿いで大群生し、花期の長いのが特徴で、真冬でも花を咲かせ、一年を通じて開花しています。
  • タチアワユキセンダングサの花びら
    高さは、50〜110センチで、茎から枝分かれしたその先端に、2.5〜3.5センチの白い頭花をつけます。 舌状花は、5〜8枚で、長さは、12〜16ミリ、 幅は、8〜11ミリです。 そして、舌状花は後ろに反り返ります。 また、頭花の中心部は、直径1〜1.1センチです。
  • タチアワユキセンダングサの花の蜜を吸うハチ
    葉は、茎から対生し、付け根から枝を出し、その先に頭花をつけています。 3〜5個の羽状複葉で、柄の長さは、5〜6センチ、複葉の長さは、11センチで、茎から長いもので、17センチあります。 小葉の長さは、5〜7センチ、幅は、1.2〜3.5センチです。 変異が多いのか、4個の羽状複葉も見られます。
  • 花びらに昆虫類が寄ってきます。ミツバチやハチ、蝶などです。ハチは、長いくちばしを使っています。
  • タチアワユキセンダングサの花とトゲ
    開花が終わると、次第に先のとがったトゲができます。近寄ると、この刺しが衣服に着いたりします。厄介な野草です。
  • 放射状に伸びたタチアワユキセンダングサ
    舗装の隙間から伸びた状況です。写真から分かるように、放射状に伸びています。

2022年(令和4年)10月6日(木)、西之表市下石寺線、上能野深川線道沿いで取材した、秋のころ上部の枝先に白い頭花をつけ、舌状花を咲かせたタチアワユキセンダングサの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タチアワユキセンダングサ 秋のころ上部の枝先に白い頭花をつけ舌状花を咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.21〜