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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科センダングサ属の1年草
【 和名・別名・学名 】
小栴檀草、Bidens pilosa var. pilosa
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)10月5日(月)/9時55分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西鞍勇道沿い
【名前の由来】
センダングサにより小さいことによる。

生態状況

コセンダングサは、雑草の代名詞といってもいいでしょう。場所を選ばず至るところに咲きほこっています。原産地は、はっきり分からないと言われています。
もちろん、人家の庭先にも知らない合間に生えてきます。手がやける雑草です。花だけだったらいいのですが、花が枯れてくると刺しになり、これが服などに触れて突き刺ささると、とても気持ち悪いし痛いですね。
最近このコセンダングサが急速に広がりつつあります。何とも厄介な草花です。

  • コセンダングサ
    場所によっては、群生することもあります。日当たりのよい場所では、やや小ぶりが多いようです。
  • コセンダングサの群生した全体の画像
    やや日当たりの悪い雑木林の縁付近で、群生を見かけます。シロノセンダングサが混ざり込んでいることもあります。
  • コセンダングサ黄色の頭花の画像
    茎の上部では、よく枝分かれし、その先端部に黄色の頭花をつけます。花びらをつけていないことが特徴です。また、先端部の葉は、披針形で先は鋭くとがっています。黄色から次第に、茶色に変色して、刺しができます。
  • コセンダングサの根元の葉・茎の画像
    花期は、9〜11月といわれています。種子島の道沿いで、急速に増殖しています。写真は、根元付近を撮影したものです。葉の色が、紅色に変色していることもあります。
  • コセンダングサの頭花と刺しの画像
    頭花と刺しです。先端部がU字型になっており、衣類にくっつきやすくなります。
2013.12.17〜