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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科イタチガヤ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
鼬茅、Poginatherum crinitum (Thunb.) Kunth
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)10月28日(金)/12時58分〜13時02分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町増田十八番道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

イタチガヤの原産地は、中国南部、東南アジアといわれており、日本には、古代農耕(稲作栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
通常は、里山の土手や傾斜地付近で、グループを成して群生していることが多いです。
【注意】文章の中の数値については、撮影時の実測値によります。

  • イタチガヤ
    イタチガヤの花期は、8〜11月です。草丈は、14〜25センチの多年草です。一見すると、ヒメアブラススキによく似ています。
  • イタチガヤの花序の画像
    花序の長さは、3.7センチほどで、毛の長さは、1.2〜1.5センチです。長い毛があるのが特徴です。
  • イタチガヤの葉の画像
    葉の長さは、1.7〜3.5センチで、幅は、3ミリの披針形です。
  • イタチガヤ
    茎は。細いけれど硬くて丈夫です。葉は緑ですが、花序全体は黄色っぽく見えています。
  • イタチガヤ
    写真の場所は、比較的日当たりのよい道端の土手です。株を成すような塊で生えています。次第に、黄褐色に変色します。
2016.11.22〜