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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科ヨメナ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
小嫁菜/別名インドヨメナ Kalimeris indica
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)10月13日(火)/9時56分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎、住吉形之山
【名前の由来】
***

生態状況

秋に咲く野菊の代表といえる草花です。普通に道端で見かけるコヨメナです。密集して咲いてくれるので、見ごたえのある草花です。
実際は秋に咲くコヨメナですが、種子島は温暖なところですので、場所によっては5月ごろから咲くコヨメナもあります。花びらは薄い紫色をしています。花びらの直径は3〜4センチ前後で高さは30〜50センチくらいです。
花びらに近い葉には鋸歯はありませんが、下の方には粗めに鋸歯があります。花びらはやや後ろに反り返っているのが特徴です。

  • コヨメナ
    コヨメナの花期は、7〜10月です。暖地の種子島では、通年花を咲かせていることもあります。写真の高さは、約40センチです。それほど大きいものではありませんが、見栄えのよいコヨメナでした。
  • コヨメナの花の画像
    枝先に、直径3センチほどの薄紫色の頭花を1個ずつけています。
  • コヨメナの花の画像
    コヨメナの頭花を真上から撮影したものです。花が寄り添っていることもあります。
  • コヨメナの群生・花の画像
    葉は、同じ向きに単葉でつけたり、対生したものも見かけます。全般的に不規則的です。倒披針状楕円形で、長さは7〜10センチ、幅は、1.5〜2.5センチです。茎の中ほどより、縁に大きな鋸歯があります。
  • コヨメナの群生した画像
    通常、道端では群生というよりはグループで生えています。しかし、湿った場所ならどこでも見られるというものでもありません。ヨモギや茅などの草むらに生えていることが多いです。

2022年(令和4年)10月29日(土)、西之表市県道581号線沿いで取材した、晩秋のころ枝先に薄紫色の頭花をつけ咲かせたキク科ヨメナ属の多年草コヨメナの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
コヨメナ 晩秋のころ枝先に薄紫色の頭花をつけ花を咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.21〜