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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科フジバカマ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
鵯花・山蘭、Eupatorium makinoi
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)10月7日(水)/9時55分〜10時33分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市中割万波鍋割坂道沿い
【名前の由来】
ヒヨドリが鳴くころ花が咲くことに由来します。

生態状況

種子島のやや山間部の道路沿いでよく見かけるヒヨドリバナです。10月になると、次第に満開を迎えてきます。たくさん花を咲かせているので、蝶が集まってきます。
ヒヨドリバナは、北海道から九州の山野に生える多年草の草花です。背丈は、1メートル前後です。葉は、葉は対生で広披針形で薄く毛があります。
これから晩秋にかけて、アサギマダラが蜜を吸っているのをよく目にします。車窓からもよく確認できるヒヨドリバナです。
なお、フジバカマに良く似た草花です。

  • 花を咲かせたヒヨドリバナの群生した画像
    ヒヨドリバナは、通常、里山の道沿いで群れて咲いていることが多いです。草丈は、80センチくらいです。
  • ヒヨドリバナの花の画像
    頭花は、散房状で5個ほどの白色の両性の筒状花です。
  • ヒヨドリバナの花の蜜を吸っているアサギマダラの画像
    花を咲かせると、アサギマダラが蜜を吸うために寄ってきます。
  • ヒヨドリバナの開花した画像
    ヒヨドリバナの花期は、8〜10月です。道沿いでは、グループを成しています。
  • ヒヨドリバナの画像
    里山の道沿いの雑木林の縁付近では、茎が傾いていたり、曲っていたりすることが多いです。葉は、卵状長楕円形で縁には不揃いの鋸歯があります。
2013.12.15〜