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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
カヤツリグサ科シンジュガヤ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
大真珠茅、Scleria terrestris
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)10月10日(月)/11時14分〜11時25分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎農道沿い
【名前の由来】
実が球形で、真珠に見立てたものです。

生態状況

オオシンジュガヤは、南西諸島に分布する大型の多年草です。
種子島では、林の縁付近の水気の多い場所で見られます。
【注意】文中の数値は、撮影時の実測値です。

  • オオシンジュガヤ
    オオシンジュガヤの花期は、8〜10月です。高さは、56〜116センチです。写真の場所は、やや日当たりのよい水気の多い場所です。
  • オオシンジュガヤ総状花序
    総状花序の長さは、10センチで、各枝の穂は、4.5センチです。痩果は球形で、白色、又は、灰色です。
  • オオシンジュガヤの茎
    茎は、三角形で、節から葉がしっかりと抱いています。抱いた部分には、下向きに鋭いトゲが出ています。三角形なので、茎は丈夫です。
  • オオシンジュガヤの根元の茎
    根元部分を撮影したものです。写真のごとく、茎は赤茶色に帯びています。
  • オオシンジュガヤ茎・葉
    葉は、長さ35〜56センチで、幅は、1〜1.5センチの線形です。
2016.10.12〜