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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科スズメノヒエ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
島雀の稗、Paspalum thunbergii Kunth ex Steud.
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)10月5日(水)/15時24分〜15時26分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎畑地
【名前の由来】
***

生態状況

スズメノヒエは、畑地、水田付近で群れを成して生える多年草です。写真は、畑地のものです。
名前とは違って、やや大型の畑地の雑草です。これに似たスズメノコビエもあります。

  • スズメノヒエ
    スズメノヒエの花期は、7〜10月です。日当たりよい畑地で、大きな株を成すように生えています。草丈は、穂の先端まで約90センチです。
  • スズメノヒエ花序
    茎の先端部に花序を3〜4個つけます。通常、3個がほとんどです。花序の長さは、2〜5.5センチです。その花序に、小穂を下向きに2列つけています。近づくと、黒い柱頭が目につきます。
  • スズメノヒエ花序
    茎の途中から分かれた花序です。葉の長さは、16〜20センチ、幅は、6〜7ミリの線形です。葉の先端部は、枯れていることが多いです。
  • スズメノヒエ花序
    写真は、真上から撮影したものです。グループで株を成して、群生しています。
  • スズメノヒエ群生
    休耕畑地では、株ごとに群生することがあります。根も丈夫なので、厄介な雑草となります。
2016.10.9〜