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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
アオイ科ボンテンカ属低木状の多年草
【 和名・別名・学名 】
大葉梵天花、Urena lobata
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)9月27日/12時17分〜12時18分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西鞍勇線道沿い、現和武部農道沿い
【名前の由来】
梵天とは仏法用語で、インドの花ということで付けられています。

生態状況

種子島でオオバボンテンカは、どこでも見かけるというものではなくて、限定されています。
写真の場所は、西之表市下西鞍勇線の市道沿いに咲いていたものです。茎に直接花を咲かせているのが特徴です。
高さは、60センチ前後です。大変綺麗なピンク色をしています。中心部は更に濃い紅色です。
小さい花びらですが、色鮮やかな紅色が印象に残ります。

  • オオバボンテンカ
    オオバボンテンカの花期は、6〜10月です。種子島では、早めに開花することはなさそうです。9月がベストです。ボンテンカとの違いは、葉で、5裂の大きな切れ込みがないことです。
  • オオバボンテンカの花の画像
    花は、葉腋に1個つけます。花冠の花弁は5個で、全体的に淡紅色です。花径は約2センチで、中心部は紫色を帯びています。【平成20年9月14日撮影】
  • オオバボンテンカの茎・花の画像
    付近の高さは、60〜120センチの低木状の多年草です。一輪だけ開花前の状況です。
  • オオバボンテンカの茎・枝の画像
    茎は直立して伸び、葉腋で枝を出しよく分岐します。茎、葉、葉柄には短い白い毛があります。それが全体的に白っぽく見えます。
  • オオバボンテンカ群生の画像
    普通、道沿いに生えているので、払われることが多いです。それが見る機会を無くしています。

2020年(令和2年)10月6・7日(火・水)、西之表市現和武部農道、上西大崎上之古田線沿いで取材した夏から秋にかけて葉腋に淡紅色の花を咲かせたアオイ科ボンテンカ属の多年草オオバボンテンカの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

オオバボンテンカ 夏から秋にかけて葉腋に淡紅色の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.15〜