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樹木の諸データ

【 科名 】
ホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木
【 和名・別名・学名 】
別名モガシ、学名 Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus
【 撮影日時 】
2011年7月3日/9時29分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田十三番、ほか
【 その他 】
***

生態状況

ホルトノキは、5月になると、薄黄緑色の花を咲かせ楽しませてくれます。秋には実が熟し、オリーブと間違うことがあると聞きます。庭木や街路樹として、たいへん人気がある樹木です。

初夏のころ、葉の色が赤くなったものと新緑を同時に見ることができます。なお、赤くなった葉は、古い葉です。

開花状況のホルトノキ

春から夏にかけて、無数の花を咲かせますが、次第に花びらは白くなってきます。枝一面に隙間のないくらい蜜に小さな花を咲かせています。離れていても花粉の匂いが、周辺に漂っています。

新緑の頃のホルトノキ

初夏のころ、まばらに赤く染まった葉があって、木全体の見栄えが素晴らしいことです。【平成22年5月4日撮影】

ホルトノキの開花前の総状花序

枝、葉腋から総状花序の柄を出します。新緑の緑と、赤くなった葉と、花を咲かせるつぼみの状態が素晴らしいです。【平成22年5月4日撮影】

ホルトノキの枝

やがて、秋には紺色の実をつけていきます。樹皮は全般的に白く、模様になっています。【平成21年3月2日撮影】

海岸付近のホルトノキ

写真は、海岸に近い場所のものです。まっすぐに伸びており、途中から枝分かれしています。赤い葉と緑の葉が分かると思います。【平成27年3月23日撮影】

2025年(令和7年)5月14・16日(水・金)、西之表市県道76号線、立山古田線沿いで取材した初夏のころ枝先に総状花序を出し薄い黄緑色の小さい花を密に咲かせたホルトノキの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ホルトノキ 初夏のころ枝先・葉柄に総状花序を出し薄い黄緑色の小さい花を密に咲かせた開花風景令和7年 - 種子島の植物を楽しむ!

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ホルトノキ2025年動画のQRコード


2014.9.18〜