マサキの原産地は、日本、中国、朝鮮半島などといわれています。種子島では海岸付近に自生している樹木です。海岸付近ですので、樹高はほとんど2メートル以下です。
初夏に花を咲かせ始めます。場所によっては、早春の頃につぼみの状態になっています。
初夏のころ、マサキの不思議な光景を見れます。若葉の一部が、白くなっていることです。しかし、花は開花していません。つぼみのままです。
葉は分厚く、へら形で縁には少し鋸歯があります。垣根や庭木として人気があります。6月になると、薄緑の白い花を咲かせますが、開花するまでに相当な時間がかかります。【平成21年6月13日撮影】
秋のころ、枝の先端部には青い果実をつけています。葉は黄色と緑が混在しています。【平成22年10月16日撮影】
真冬になると、果実も次第に白く色づき割れてきます。さらに経過すると、中の種子が落下します。【平成24年1月3日撮影】
真冬のころです。果実が熟し割れてきます。葉は全般的に黄色くなっています。【平成24年1月3日撮影】
※ 2022年(令和4年)6月4日(土)、西之表市現和浅川海岸で取材したマサキの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【マサキ 初夏のころ枝の上部の葉腋から集散花序を出し淡黄緑色の小さい花を多数咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物】