センリョウは一般的に杉林・雑木林など日当たりの悪い場所に生えています。樹高は70センチくらいです。マンリョウと共に大変めでたい花木として人気が高く、庭木や生花用として親しまれています。
幹は太くはありません。マンリョウとの違いは、葉のギザギザがセンリョウこそ鋭いので見分けが付きます。夏に花を咲かせ、冬に見事なオレンジ色の実を付けます。
冬のころ小さいオレンジ色の果実をつけています。葉はやや黄色く色づいています。
小さい幹の先端部に葉を4枚つけています。その中心部にオレンジ色の果実をつけています。直径は、5〜6ミリ程度です。
センリョウの幹は、鮮やかな緑です。特徴なのは、竹みたいに節があることです。
葉は、披針形から楕円形で、縁には鋸歯があります。また、やや光沢もあります。
写真は、オレンジ色の果実です。先端部は、3つに分かれた柄に実がついた状態です。名前の通り縁起のいい花木で、正月の飾りに用いられています。マンリョウに比較して果実の数が少ないのが特徴です。
※ 2020年(令和2年)12月20日(日)、西之表市内で取材した冬にオレンジ色または赤い果実をつけたセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木マセンリョウの実姿風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【センリョウ お正月の縁起物冬にオレンジ色・赤い果実をつけた実姿風景〜種子島の自然】