種子島の各地の海岸に生えているハマビワです。暖地の海岸に生え、ビワの葉に似ていることで名前が付けられています。初春になるとご覧のとおり、緑色のどんぐりに似た果実を付けます。
ハマビワの枝や幹は、全般的に白色です。海岸付近に生えているので、樹高もほとんど5メートル以下で、幹もまっすぐなものはありません。
ハマビワは、葉が丈夫で落下しにくいので、防風林や防潮林として利用されています。秋に黄色い花を咲かせます。
ハマビワの真冬の状況です。葉の裏は、白っぽいですが、表面はやや光沢があります。そして、多数の果実をつけています。
枝先の先端部に果実を多くつけています。また、中心部には、やや茶色のつぼみが見えています。
冬のハマビワです。木全体が白っぽい色になっており、どんぐり状の果実をつけています。【平成21年12月30日撮影】
中心部には、茶色のつぼみが出ており、また、葉の縁は白くなっているのです。【平成21年12月30日撮影】
開花時期は、9〜10月です。枝先の葉腋に、散形花序を出し、黄褐色の球形状の花を咲かせます。【令和5年10月12日撮影】
葉は互生し、長さは、6〜18.7センチ、幅は、2〜7.5センチの披針形で、厚いのが特徴です。【令和5年10月12日撮影】
2023年(令和5年)10月12日(木)、西之表市県道75号線安城平山、平山線沿いで取材したハマビワの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ハマビワ 秋のころ枝先の葉腋に散形花序を出し黄褐色で球形状の花を咲かせた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の自然】