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樹木の諸データ

【 科名 】
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉低木
【 和名・別名・学名 】
赤芽柏、学名 Mallotus japonicus
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月27日(木)/15時41分〜15時43分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田上之町道沿い、その他
【 その他 】
名前の由来は、葉が大きいので食物を乗せるのに都合がよかったため付けられています。

生態状況

アカメガシワは、ほとんどが5メートル未満の低木ですが、山間部ではそれ以上のものも生えています。

庭木にも大変人気のある花木です。場所を選ばず生えています。特に土手付近に生えていると、枝ぶりのいい状態に成長します。また、近づいて匂いをかいでみると結構いい香りがします。

初春には鮮やかな新芽で楽しませてくれます。初夏の頃の葉は、害虫に食い荒らされていなく、見事なものです。写真でも鮮やかな葉が確認できます。

アカメガシワ

初春になると、新芽が鮮やかな紅色に変色します。水気の多い場所に生えています。

アカメガシワ紅色の新芽

春になると、新芽が鮮やかな紅色に変色します。このときが一番の見ごろを迎えます。

アカメガシワ薄黄色の雄花

初夏になると、薄黄色の雄花を密集して咲かせます。雄花と雌花の違いは、花の色が違いますので、簡単に判別できます。写真は、雄花です。【平成21年5月27日撮影】

アカメガシワの雌花

写真は、雌花です。紅色の花序をつけます。花の高さは、10〜12センチくらいです。

アカメガシワの雌花

開花を過ぎると、しだいに果実が大きくなります。特に雌花は、写真のごとくグロテスクな感じになります。ところどころ、紅色の小さい毛がたくさん付いています。【平成21年6月13日撮影】

アカメガシワの葉に寄った多くの害虫

夏には、不思議なことに葉に多くの害虫が寄ってきます。この頃樹液が出てくるんでしょうか。【平成22年7月16日撮影】

アカメガシワの黒い種子

8月になると、種子の黒さが目立ってきます。それと同時に、枝の付け根付近には、新芽が芽生えています。やがて、秋には果実が黒く熟していきます。【平成23年8月14日撮影】

アカメガシワの黄色く色づいた葉

冬の間は、落葉してあまり目立つ木ではないのですが、半枯れた様子もきれいです。【平成22年1月1日撮影】

2023年(令和5年)8月1日(火)、西之表市県道76号線岳之田橋付近に自生し、アカギカメムシの大集団の状況を紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

アカギカメムシ アカメガシワの葉に驚きの大集団!令和5年8月1日 AIナレーション案内〜種子島の自然風景

2021年(令和3年)9月18日(土)、西之表市県道76号線岳之田橋付近に自生し、葉にカメムシ目キンカメムシ科の昆虫で、日本では主に南西諸島に分布するとされるアカギカメムシの大集団が寄り添った驚異の集団形成の状況を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

アカギカメムシ アカメガシワの葉に驚異の大集団!令和3年9月18日〜種子島の自然

2021年(令和3年)5月20日(木)、西之表市浅川城線、現和武部農道、武部岳之田線沿いで取材した初夏のころ薄黄色の雄花・雌花を穂状に立ち上がり花を咲かせた開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

アカメガシワ 初夏のころ雄花・雌花を穂状に立ち上がり花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2020年(令和2年)5月20日(水)、西之表市大崎、野木平、花里崎、あっぽ〜ランド、安納、今年川、西俣、武部、安城上之町で取材した雄花、雌花の開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

アカメガシワ 初夏のころ雄花・雌花を穂状に咲かせる風景〜種子島の自然

2014.9.13〜