ヌルデは、農道や山間部の道沿いで自生している樹木です。原産地は、日本、台湾、中国、東南アジアなどといわれています。ヌルデから出る白い樹液を器などに塗ったことが名前の由来といわれています。
夏に花を咲かせ、晩秋に果実が熟していきます。また、秋になると、小葉の紅葉は見事です。
初夏になると、若葉も成長し見事な新緑になっています。よく注意してみると、前年の果実をつけた房が残っていることもあります。木に触れると、かぶれることもありますので、近づくときはご注意ください。
夏から初秋にかけて花を咲かせます。道路沿いや雑木林では、黄白色の小さな花を蜜につけ、ひときわ目に付くようになります。【平成22年9月25日撮影】
開花時は、ほぼ薄い黄色ですが、日数が経過すると、ピンク色を帯びてきます。秋には、葉も枯れてきます。【平成23年10月1日撮影】
開花が終わると、花を密につけていた花序がピンク色に変色することもあります。【平成23年10月1日撮影】
写真は、晩秋のころです。房状の多数の果実を枝垂れるようにつけます。葉も黄色く色づき始めています。【平成22年11月23日撮影】
※ 2022年(令和4年)9月30日(金)、西之表市桃園竹鶴線、岳之田武部線沿いで取材したヌルデのの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーション付きで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ヌルデ 秋のころ枝先に大きい円錐花序を出し白色の小さい花を密に咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーション付き〜種子島の植物】