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樹木の諸データ

【 科名 】
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木
【 和名・別名・学名 】
別名アラゲガマズミ、学名 Viburnum dilatatum
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)5月17日/9時18分〜9時35分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田番屋峯道沿い、ほか
【 その他 】
***

生態状況

春になると、ガマズミの新緑が美しくなってきます。ミズキやハクサンボクに大変似ている樹木です。雑木林にまばらに生えている程度です。

したがって、通常の道路沿いでは、見かける機会が少ないでしょう。ミズキやハクサンボクとの違いは、開花時期に違いがあります。種子島では、ハクサンボク→ガマズミ→ミズキの順序で開花します。

初夏に純白の花を咲かせます。ハクサンボクやミズキに比べて、花びらの形がそれぞれ違っています。花を咲かせると、ミツバチや昆虫が近寄ったりしています。

花に近づき匂いをかいで見ると、少し生臭い匂いが漂っています。遠くからもよく目立ち、樹高は、ほとんど4メートル以下の低木です。

ガマズミ

開花時期は、4〜5月です。枝先に散房花序を出し、花びらが5枚の小さい白い花を密に咲かせています。

ガマズミの開花状況

写真は、満開状況です。小さな花弁が多数集まって一つの花グループを形成しています。このころになると、道沿いで目立つようになります。

ガマズミの花序

密に咲かせた開花状況です。正直言って、生臭いにおいが漂っています。満開を過ぎると、次第に茶色っぽく変色します。

ガマズミの花

白くて小さい花を拡大したものです。花びらは5枚、雄しべは5つあります。小枝の先端部に数えきれないほど咲かせています。

ガマズミの開花前の状況

葉は対生し、長さ5〜13センチ、幅は3〜10センチの卵形、倒卵形、円形に近いものもあります。写真は、花を咲かせる前の状況です。薄緑色のつぼみです。開花までもうすぐです。【平成22年4月28日撮影】

ガマズミの赤い果実

赤い果実をつけた状況で見ごたえがあります。野鳥の絶好の食料なんでしょうね。寒くなるにしたがって、果実は甘くなるそうです。【平成23年12月4日撮影】

2024年(令和6年)5月13日(月)、西之表市古田十三番鞍勇線、大峯線線沿いで、初夏のころ白い小花を密に咲かせたガマズミの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ガマズミ 初夏のころ小枝の先端部に散房花序を出し小さい白い花を密に咲かせた開花風景令和6年 AIナレーション案内 - 種子島の樹木・花木

2021年(令和3年)10月26日(火)、西之表市古田住吉線沿いで、晩秋のころ小枝の先に散房果実を出し、蜜に赤く熟した果実をつけた果実風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ガマズミ 晩秋に小枝の先に散房果実をつけ密に赤く熟した果実風景〜種子島の自然

2021年(令和3年)5月10日(月)、西之表市古田十三番鞍勇線、屋久川十三番線沿いで、初夏のころ小枝の先端部に散房花序を出し、白い小花を密に咲かせた開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ガマズミ 初夏のころ小枝の先端部に散房花序を出し白い小花を密に咲かせた開花風景〜種子島の自然

2020年(令和2年)5月25日(月)、西之表市古田番屋峯線道沿いで、初夏に白い小花を散房花序に昆虫が寄った開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ガマズミ 初夏のころ白い小花の散房花序に昆虫が寄った開花風景〜種子島の自然

2013年(平成25年)5月18日(土)、西之表市市道番屋峯線道沿いで、開花した純白の花びらの美しい風景を撮影したものです。ナレーション付きです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の木々:初夏花を咲かせたガマズミの美しい風景 Viburnum dilatatum

2014.9.14〜