ハマヒサカキは、海岸付近はもちろん、内陸部でもかなり自生しています。種子島は、海に囲まれているのでなおさらです。海岸付近では防風林にもなっています。また、自然にできる枝振りがよいことです。
海岸付近に生え、塩害などで枯れることがなく丈夫な樹木です。種子島では、庭木や畑の防風林として大切に扱われています。
冬に花を咲かせ、春になると小さな果実をたくさん枝につけます。【平成21年4月26日撮影】
晩秋の頃には、白い果実が次第に黒く熟してきます。黒く熟した実を、地元では「インクの実」などと呼んでいます。【平成22年11月23日撮影】
冬に白い花を密に咲かせます。花期は過ぎて、茶色に変色しているものもあります。葉は、長楕円形で先端部は丸くなっており、内側にそり返っています。【平成21年12月30日撮影】