ツルグミは、海岸付近に生えています。種子島では、少し内陸部でも生えています。一般的に、花期は10〜11月といわれています。写真で確認できると思いますが、「逆枝」という下向きの枝を出しこれで他の樹木に絡み付いていきます。
冬のころ、すでに花期は終わり、花を咲かせていません。写真のごとく、下向きの枝が出ています。
葉の長さは4〜8センチの長楕円形で、葉の裏は赤褐色の鱗状毛が密生しています。【平成24年1月27日撮影】
冬のころのツルグミです。ガク片の外側に、赤褐色の鱗片が密生し、花柄の長さは3〜7ミリです。
海岸付近の道沿いの傾斜地では、湾曲して生えています。枝に鋭いトゲがあるので、近づく場合は要注意です。