モクタチバナの原産地は、日本、台湾、中国、朝鮮半島南部などといわれています。花期は、5〜6月です。見るからにサンゴジュと非常に似ています。
初夏に白い花を密に咲かせます。種子島では、海岸付近や少し内陸部でも見かけます。年間を通じて、葉は光沢があり、よく光を反射します。
秋を過ぎると、モクタチバナの雌花は、粒々がたくさん集まって球形をなした特徴的な実を付け、果実は熟すと光沢のある赤色になります。
晩秋のころのモクタチバナです。果実がさらに熟し紫色に変色しています。
初夏のころ、海岸付近で白または薄黄色の花を密につけます。母に近づくと少し生臭い匂いが漂っています。【平成23年5月27日撮影】
葉は、楕円形で少し厚みがあります。小枝の葉腋から散状花序の柄を出して先端部に小さい花を密に咲かせます。【平成23年5月27日撮影】
幹の樹皮は、全般的に白っぽいです。枝の分岐点付近が、特異に曲がりくねることが多いです。庭木の垣根として、人気があるとされています。【平成23年5月27日撮影】