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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科コバンソウ属の1年草
【 和名・別名・学名 】
姫小判草/別名スズガヤ、Briza minor
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)4月26日(日)/11時26〜52分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎道沿い
【名前の由来】
小さな穂が小判草に似ているため付けられています。

生態状況

ヒメコバンソウの原産国は、ヨーロッパといわれています。田んぼや畑、道沿いで必ず見かける草花です。ひとつの茎にたくさんの小さな穂をつけています。
風が吹くと小さな穂がゆれ動き、耳を近づけると小さな音を発します。穂は薄緑色で、3〜4ミリくらいです。高さはまちまちで、20〜40センチくらいです。
全般的に日当たりがよい場所で群生しています。

  • ヒメコバンソウ
    ヒメコバンソウは、日当たりのよい少し乾燥した荒れた畑などでグループを成して群生します。
  • ヒメコバンソウ花序・小穂
    不思議なことに穂は全般的に南を向いて出してきます。太陽の方向です。
  • ヒメコバンソウ小穂
    小さい穂は三角状卵形です。幅は約4ミリです。それが垂れ下がっているのです。
  • ヒメコバンソウ花序
    花期は、5〜7月といわれています。種子島は暖地なので4月には花を咲かせています。
  • ヒメコバンソウ群生
    休耕畑では、群生することもあります。グループを成して生えています。
2013.12.15〜