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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナデシコ科ハコベ属の2年草または多年草
【 和名・別名・学名 】
牛繁縷、Myosoten aquaticum
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月19日(水)/10時56分〜11時05分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市住吉能野線沿い
【名前の由来】
***

生態状況

ウシハコベは、日当たりのやや悪い湿り気のある道端などに生える多年草です。日本には、古代農耕(ムギ栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
ほかのハコベに比べて、葉が大きいことが特徴です。そして、茎もやや茶色っぽいです。葉は鮮やかな緑色をしています。
花びらは、1センチ前後で小さいですが、他のハコベよりは少し大きいです。また、ほかのハコベに比べて少し遅咲きです。

  • ウシハコベ
    ウシハコベの開花時期は、4〜10月です。花期の長い雑草です。高さは、20〜40センチです。ほかの雑草とともに道端に生えているものです。したがって、背丈もまちまちです。
  • ウシハコベ花びら
    茎は、よく枝分かれしてその先端部に花序を5個くらいつけています。花びらは、深く切れ込んでおり、5枚が10枚に見えます。
  • ウシハコベ茎・葉
    葉は、対生しており、そこで茎が分岐しています。また、分岐点は赤褐色です。葉の長さは、5〜7センチで、幅は2〜4センチです。茎や葉には、短い白い毛があります。
  • ウシハコベの群生
    ほかのツルソバなどの雑草とともに生えており、多くはありません。
  • ウシハコベ葉・茎
    道沿いでは、やや湿っぽい場所に生えていることが多いです。通常、群生しています。
2013.12.15〜