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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ゴマノハグサ科(オオバコ科)マツバウンラン属の越年草
【 和名・別名・学名 】
松葉海蘭、Nuttallanthus canadensis
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)4月24日(金)/9時23〜44分
【 撮影場所 】
鹿児島県南種子町平山広田道沿い
【名前の由来】
葉が松葉に花がウンランに似ていることに由来しています。

生態状況

種子島の各地の水田付近、湿っぽい場所で群生している草花です。背丈は20〜40センチくらいです。
マツバウンランは、近くでよく観察すると、大変可愛い草花です。しかし、草花というよりは、雑草として急速に繁殖しているといいます。
水田のあぜ道、牧草地など種子島でも身近に多く見かけます。

  • マツバウンラン
    マツバウンランは、場所によっては、大きな群れをなすことがあります。特に水田付近の土手、牧草地などでよく見られます。
  • マツバウンラン花
    マツバウンランの原産地は北アメリカといわれています。唇形をした薄青紫色の小さな花を つけます。
  • マツバウンラン花
    花冠は、上下に深く2つに裂け、花の直径は約1センです。全般的に花は左右対称です。
  • マツバウンラン花
    がく片から長い尾状の距を後方につき出しているのが特徴です。その様子が写真から確認できます。
  • マツバウンラン群生
    水田付近の土手で群生しています。茎は細く基部で分岐して、高さは20〜50センチです。葉は線形で互生しています。

2023年(令和5年)4月17日(月)、西之表市上能野深川線で取材した、春から夏にかけて茎の上部に総状花序をつけ薄い青紫色の小さい花を咲かせたマツバウンランの開花風景を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
マツバウンラン 春から夏にかけて茎先に総状花序をつけ薄い青紫色の小さい花を咲かせた開花風景令和5年 AIレーション案内〜種子島の植物

2013.12.18〜