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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
サトイモ科ショウブ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
菖蒲、Acorus calamus
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月18日(火)/11時33分〜11時42分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田中之町水田
【名前の由来】
***

生態状況

ショウブは、通常水辺の植物で、沼地、水田の縁で群生する多年草です。原産地は、日本、東アジア、ユーラシア大陸といわれています。
ショウブの正式な漢字名は「白菖」とされています。ショウブ特有の芳香が周辺に漂っています。
端午の節句には、菖蒲湯につかるという風習もあります。そのしょうぶ湯に使うのが写真のものです。
やがて、ヒメガマの花に似たものを咲かせます。

  • ショウブ
    開花時期は、通常5〜7月とされています。暖地種子島では、4月に開花します。高さは、23〜72センチです。繁殖力も旺盛です。
  • ショウブ肉穂花序
    花茎の先端部に長さ6センチ、幅1.3センチの肉穂花序を斜め上向きにつけます。薄い黄緑色です。
  • ショウブ根茎
    葉は、長いもので72センチ、幅は1.3〜1.8センチの線形です。根元は、やや褐色を帯びています。根茎は漢方薬として利用されているという。
  • ショウブ群生・肉穂花序
    付近一帯に群生していますが、花を咲かせているものは少ないです。花茎の先端に長さ4〜7センチ、直径10ミリ前後の肉穂花序を斜めに出します。
  • ショウブ群生
    水田の隅に群生しているものです。開花しているものは、5本くらいです。
2014.5.15〜