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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
カヤツリグサ科スゲ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
弘法麦/別名フデクサ、Carex kobomugi
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)4月17日(金)/12時15〜34分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市伊関浜脇海岸、沖ヶ浜田海岸
【名前の由来】
土の中の根を筆に使ったといわれ、それを弘法大師に例えたもの。

生態状況

海岸の砂地に、普通に自生するコウボウムギです。穂の形が麦に似ていることから名前の由来にもなっています。
高さは、約10〜20センチくらいで、付近一帯群生しています。春に薄黄緑色の小さな穂を多数つけます。
現在、種子島の海岸で、花を咲かせています。

  • コウボウムギ
    コウボウムギは、海岸の波打ち際付近まで生えていることがあります。砂地に根を張りだし丈夫に生えています。写真は、雌株です。
  • コウボウムギ雄株の穂
    写真は、雄株の穂です。違いは穂の形にあります。花期は、4〜7月といわれています。
  • コウボウムギ雌株
    写真は、雌株です。沖ヶ浜田海岸のものです。砂地で生えています。
  • コウボウムギ雌株と雄株
    コウボウムギの雌株と雄株です。穂の部分に違いが分かると思います。
  • 海岸の砂地に生えたコウボウムギ
    海岸の砂地に生えています。どちらかというと雌株が多いです。

2022年(令和4年)5月19日(木)、中種子町納官原之里海岸で取材した春から初夏にかけて茎の先に長楕円形の穂状花序を出し淡黄緑色の小穂をつけたコウボウムギの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
コウボウムギ 春から初夏にかけて茎の先に長楕円形の穂状花序を出し淡黄緑色・褐色の小穂をつけた開花風景令和4年〜種子島の植物

2013.12.17〜