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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科キツネアザミ属の2年草
【 和名・別名・学名 】
狐薊、Hemisteptia lyrata
【 撮影日時 】
2017年4月5日(水)/10時29分〜10時47分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町増田中之町道沿い
【名前の由来】
まがい物のアザミということで付けられています。

生態状況

日当たりのよい道端、畑などで普通に見られる2年草(越年草)です。日本には、古代農耕(ムギ栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
頭花は薄紫色で、直径約2センチ前後、1本の茎に何個か花をつけています。

  • キツネアザミ
    キツネアザミの開花時期は、通常、5〜6月です。草丈は、高いもので90センチです。畑では、やや大型の雑草です。
  • キツネアザミ頭花
    茎からよく枝分かれして、その先端部に頭花を1個上向きにつけます。直径約2センチの紅紫色です。
  • キツネアザミ茎・葉
    茎と葉です。葉の付け根付近は白っぽくなっています。葉は柔らかく、羽根状に切れ込んでおり、形も定まっていません。
  • キツネアザミ開花前
    写真は、開花する前の状況です。つぼみで頭花の柄も短いです。成長するにしたがい柄が伸びていきます。
  • キツネアザミ畑で群生
    写真は、畑の土手付近で群生しているものです。高さもまちまちです。畑では大型の雑草です。【平成24年4月15日撮影】

2022年(令和4年)4月16日(土)、西之表市下郷現和上之町線道沿いで取材した春のころ枝先に薄紫色の頭花をつけ花を咲かせたキツネアザミの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
キツネアザミ 春のころ茎から枝分かれしたその先に薄紫色の頭花をつけ花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物

2013.12.17〜