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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科スズメノテッポウ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
雀の鉄砲、Alopecurus aequalis
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月3日(月)/1259分〜13時04分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町坂井熊野水田
【名前の由来】
穂先が雀に使う鉄砲に似ているため付けられています。

生態状況

スズメノテッポウは、水田、休耕田などで見られる越年草です。日本には、古代農耕(ムギ栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
ちょうど苗代時期に開花する雑草です。花序は褐色を帯びています。日本各地で見られる雑草とされています。

  • スズメノテッポウ
    開花時期は、4〜6月です。高さは、20センチ前後です。葉の長さは、15センチ以下で、幅は3〜5ミリの線形です。
  • スズメノテッポウ花序
    花序は、長いもので8センチ、幅は3〜5ミリの円柱形です。小さな穂を多数つけています。
  • スズメノテッポウ根元
    根元の中心部を撮影したものです。中心から放射状に茎を出し先端部は上に伸びながら生えています。根元付近の茎は赤みを帯びています。
  • スズメノテッポウ群生
    休耕田でごく普通に生える1〜2年草の野草です。茎は、根元付近で曲り斜上しています。
  • スズメノテッポウ群生
    写真は、休耕田の中に生えたスズメノテッポウです。放射状に生え水田一面に群生しています。
2013.12.21〜