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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科カラスムギ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
烏麦/別名チャヒキグサ、Avena fatua
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月12日(水)/9時50分〜12時28分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市榕城小牧野、安納軍場
【名前の由来】
***

生態状況

カラスムギの原産地は、ヨーロッパといわれています。日本には、古代農耕(ムギ栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
特に畑の土手や道端で見かけます。背丈は1メートルもあります。大型の穂状植物です。畑では、牧草に混ざっていることもあります。
【注意】文中の数値は、撮影時の実測値です。

  • カラスムギ
    カラスムギの開花時期は、通常5〜7月です。暖地種子島では、それより早めに開花します。高さは、40〜124センチの1〜2年草です。
  • カラスムギ花序
    花序の長さは、11〜29センチです。小穂の長さは芒も含めて、4.7〜5.0センチです。本体は3センチです。
  • カラスムギの根元
    写真は、カラスムギの根元を撮影したものです。茎が集まり、株を成すように成長します。葉は、長さ10〜22センチ、幅は8〜13ミリの線形です。
  • カラスムギ畑の縁・土手付近
    畑では、土手及び縁付近で生えていることが多いです。また、牧草に混ざっていることもあります。
  • カラスムギ畑では大型の雑草
    畑で生えると大型の雑草です。牧草地ならば飼料になりますが、それ以外は厄介なものです。
2013.12.17〜