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樹木の諸データ

【 科名 】
アカネ科ヤエヤマアオキ属の常緑つる性木本
【 和名・別名・学名 】
花笠の木、学名 Morinda umbellata
【 撮影日時 】
2022年(令和4年)1月20日(木)/12時18分〜12時20分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田平松鞍勇線、ほか
【 その他 】
***

生態状況

ハナガサノキは、常緑つる性木本で、種子島は、その北限になります。内陸部の雑木林に自生しています。つる性の植物ですので、ほかの樹木に絡みついて伸びています。

花期は、7月で小枝の先に頭状花序を出し白い花を咲かせます。

ハナガサノキ

花が咲き終わると、果実が集まって不均一の球形をなした特徴的な橙色に熟します。

ハナガサノキの果実・葉

橙色に熟した実は、約1センチで突起があり面白い形をしています。散状的に果実をつけており、1月が見ごろとなります。

ハナガサノキの葉・果実

果実の突起物は柄がある方につけています。先は、黒い斑点があります。

ハナガサノキの枝・葉

葉は対生し、楕円形もしくは披針形で、長さは6〜12センチです。先はやや尖ります。

ハナガサノキの黒い幹

つる性ですので、他の樹木に絡みつきながら生えています。幹は、黒く約2〜3センチの大きさです。

ハナガサノキ葉・小枝・果実・幹

実をつける小枝は、幹から上に伸びるように出ています。葉腋から柄を出しその先に散状果実をつけています。

※ 2022年(令和4年)1月22日(土)、西之表市古田で撮影したハナガサノキの果実風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ハナガサノキ 真冬のころ小枝の先に鮮やかな橙色で突起のある実を散状的につけた果実風景〜種子島の自然

2022.1.24〜