ハナガサノキは、常緑つる性木本で、種子島は、その北限になります。内陸部の雑木林に自生しています。つる性の植物ですので、ほかの樹木に絡みついて伸びています。
花期は、7月で小枝の先に頭状花序を出し白い花を咲かせます。
花が咲き終わると、果実が集まって不均一の球形をなした特徴的な橙色に熟します。
橙色に熟した実は、約1センチで突起があり面白い形をしています。散状的に果実をつけており、1月が見ごろとなります。
果実の突起物は柄がある方につけています。先は、黒い斑点があります。
葉は対生し、楕円形もしくは披針形で、長さは6〜12センチです。先はやや尖ります。
つる性ですので、他の樹木に絡みつきながら生えています。幹は、黒く約2〜3センチの大きさです。
実をつける小枝は、幹から上に伸びるように出ています。葉腋から柄を出しその先に散状果実をつけています。
※ 2022年(令和4年)1月22日(土)、西之表市古田で撮影したハナガサノキの果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ハナガサノキ 真冬のころ小枝の先に鮮やかな橙色で突起のある実を散状的につけた果実風景〜種子島の自然】