樹木の諸データ
- 【 科名 】
- ウコギ科タラノキ属の落葉小高木
- 【 和名・別名・学名 】
- 別名ウドモドキ・オニダラ・タロウウド、Aralia elata
- 【 撮影日時 】
- 2021年(令和3年)7月23日(金)/11時35分〜12時17分
- 【 撮影場所 】
- 鹿児島県西之表市岳之田武部線、県道76号線岳之田、六番
- 【 その他 】
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生態状況
タラノキは、農道や山間部の道沿い、伐採跡の尾根付近で多く生えています。幹は直立しているものは少なく、曲がりが多いです。特に、春の新芽が出るころになると、「タラの芽」の山菜として親しまれています。
開花時期は、7月で、幹の先端に大きい複散花序を出し、淡い緑白色の小さい花を多数咲かせます。
幹、枝、葉の軸には、鋭い棘があります。近づく場合には、十分注意が必要です。
直径50センチを超える大型の複散花序を出し、小さい花を咲かせます。
夏に花を咲かせ、花序の上部に両性花の小花序をつけ、また、下部には雄花の小花序をつけ雌雄同株を形成するという。写真では雌性期の花を確認できます。
通常、低木が多いですが、幹の直径が10センチを超える高木もあります。また、群生していることも多いです。花はクリーム色です。
春のころ幹の先端に新芽が出てきます。その芽は、「タラの芽」としててんぷらにして食べられる春の山菜です。【令和3年4月26日撮影】