ツルコウジは、ヤブコウジ科の常緑小低木です。日当たりの悪い雑木林内に生育し、真冬に赤い果実をつけ、このときが一番美しい見ごろを迎えます。
葉は、卵状の楕円形をしており、鋸歯があります。また、葉の先端は、鈍く尖っているのも特徴です。樹高は20センチくらいです。
真冬のころのツルコウジです。川沿いの石垣に自生しています。
九州南部から南西諸島に分布するといわれています。ヤブコウジと同様、赤い果実は、長持ちするらしいです。【平成23年1月8日撮影】
葉は、楕円形で縁には鋭い鋸歯があります。葉や茎には、短いひげが多くあります。茎の節から4枚出して、その腋から長い柄を出し果実をつけています。【平成23年1月8日撮影】
種子島の冬の森に、赤いツルコウジの実が、ひっそりと、でも、しっかりと、咲いています。【平成24年1月9日撮影】
2021年(令和3年)1月4日(月)、西之表市内で取材した真冬のころ赤い果実をつけたヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木ツルコウジの美しい見ごろを迎えた果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【ツルコウジ 真冬に赤い果実をつけた美しい見ごろ風景〜種子島の自然】