マルバハギは、萩の仲間でも一番遅く咲いてくれます。他の萩との違いは、葉を見れば区別ができます。
日当たりのよい道路沿いで見かけます。高さは1メートル前後です。紫と白の色合いが鮮やかです。
種子島でもたくさん見ることができます。晩秋を代表するマルバハギです。
マルバハギは、場所によっては群生することもあります。開花時期は、8〜10月です。
マルバハギは、花序が伸びないので、葉と同じ長さ以下になるのが大きな特徴です。
花は、夏から秋に葉腋に多くつけ、長さ1.5センチほどになる紅紫色の蝶型です。
茎の上部でよく枝分かれし、葉腋に3出複葉の小葉をつけます。葉はやや厚く、円形〜楕円形〜倒卵形までいろいろです。葉の先端は、普通、先がやや凹みます。
マルバハギは、秋の七草のひとつです。 大人の背丈ほどになる 落葉低木です。草本のような性質もあるので半低木ともいわれています。【平成23年10月30日撮影】