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【 樹木の諸データ 】

別名〜チシャノキ、ロクロギ

エゴノキ科

【 生態状況 】

エゴノキの原産地は、日本、台湾、朝鮮半島、中国、フィリピン、ベトナムなどといわれています。別名チシャノキ、ロクロギとも呼ばれています。

春になると、雑木林で真白な花を咲かせ、ひときわ目立ってきます。初夏の雑木林を代表する花木です。種子島では、適当な農道・林道を走ると道沿いで観察できます。

開花が終わると、やがて夏には、直径1.5〜2センチの薄緑色の果実をつけます。その果実の皮がえごい(えぐい)ことに例えて、名前の由来になっています。新緑の頃に、少し白っぽい果実が目立ちます。

エゴノキの樹高は一般的に、7〜8メートルといわれています。通常見かけるエゴノキは低木が多いのです。雑木林では、8メートルを超えるような大木もあります。

エゴノキの黒い樹皮

エゴノキの樹皮は、全般的に黒っぽいのが特徴です。樹皮が黒いと、何となく落ち着きがある雰囲気です。蜜につける白い花と樹皮の黒さは、バランス的にも調和が取れている感じがします。

薄緑色の果実

開花が終わると、やがて夏には、直径1.5〜2センチの薄緑色の果実をつけます。その果実の皮がえごい(えぐい)ことに例えて、名前の由来になっています。新緑の頃に、少し白っぽい果実が目立ちます。

虫こぶのあるエゴノキ

エゴノキを少し注意して観察すると、写真のごとく枝の先端部が白くなっているものを見ることがあります。これは、冬芽の間に害虫が寄りつき、それが虫こぶになったものです。

エゴノキの大木
枝にぎっしりと花を咲かせたエゴノキ

花びらは5枚で、無数つけており、近づくと快い匂いが周辺に漂っています。まさに自然の香水です。満開を過ぎると、風が吹くたびに花びらが急速に落下します。

真冬の色づいたエゴノキ

エゴノキは、落葉樹なので、冬になると、葉が落下しています。小正月になると、このみやじょうを作るときの材料になります。エゴノキの枝を切り落とし、それに紅白の四角の切り餅を差して門や家の柱に飾りつけます。そのあと、枝に差した切り餅は、ぜんざいなどに利用するのです。小正月には、欠かせない材料なのです。

2014.9.13〜