オオムラサキシキブは、暖地の海岸付近に自生する樹木です。初夏に鮮やかな紫色の花を咲かせます。薄いピンク色の花が素敵で密に咲かせています。開花した花びらは、雄しべと雌しべが長く突き出るのが特徴です。花びらは4枚で、後ろに少し反り返っています。淡いピンク色が印象に残ります。また、葉は鮮やかな緑色をしています。
初冬ともなれば、紫色の果実も更に熟してきます。晩秋から初冬にかけて、葉も次第に黄色く色づいてきます。
初冬の頃、枝先に果実を散状につけています。このころ見ごろを迎えます。
夏のころに開花します。葉腋から柄をだし散状花序をつけます。全体的に淡いピンク色の花です。【平成21年7月5日撮影】
夏に花を咲かせます。雄しべと雌しべが突き出ているのが分かります。【平成23年7月16日撮影】
真冬になると、急速に葉も茶色に色づいてきます。やがて、葉も落下し、枝には紫色の果実だけが残るようになります。しかし、場所によっては、気温の低下で、果実も次第に白くなっていることもあります。【平成24年1月3日撮影】
※ 2020年(令和2年)12月5日(土)、西之表市古田番屋峯、中割十六番の道沿いで取材したクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木オオムラサキシキブの初冬のころ枝先に散状に紫色の果実をつけた果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【オオムラサキシキブ 初冬のころ枝先に状に紫色の果実を多数つけた風景〜種子島の自然】