ふるさと種子島 > 種子島の花木・樹木 > タブノキ

【 樹木の諸データ 】

【 科名 】
クスノキ科の常緑高木
【 和名・別名・学名 】
椨の木 Machilus thunbergii
【 撮影日時 】
2017年4月25日(火)/8時41分〜13時57分、2017年5月10・11・12日、ほか
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西鞍勇、中種子町砂中、その他
【 その他 】
***

【 生態状況 】

タブノキは雑木林を形成する代表的な樹木です。特にタブノキの大木は、山の神や祖霊の依代として昔から大切に祀られてきました。

そして、何といってもカブトムシやクワガタカブトムシが寄って来る樹木としてあまりにも有名です。子供の頃、この木を足で蹴り飛ばして、クワガタをたくさん捕っていたものです。

春のころです。成長が早いのも特徴です。また、初夏になると、葉の裏にあちこちこぶみたいな虫こぶを付けることもあります。紅色も薄まり、次第に本来の緑色に変色していきます。

タブノキの若葉

4月になると、完全につぼみが開き、新芽が大きくなってきます。鮮やかな緑のなかに、紅色、暗褐色、そして、薄緑色の葉の脈が目立ちます。素晴らしいコントラストです。

タブノキ紅色の若葉

5月になると、若葉は茶褐色に変色します。花をつけていないので、雄木でしょうか。

タブノキ若葉

若葉の色が、薄緑色から茶褐色まで変化に富んでいます。最も見ごろを迎えています。

タブノキ幹・若葉

タブノキは、常葉樹の高木で、樹皮は全般的に白色をしています。幹の途中から新芽を出します。

タブノキ緑の果実

開花が終わると、緑の果実をつけます。果実をつけた柄は、紅色に染まっています。また、果実はほとんど落下しています。

タブノキ
タブノキシダ類の寄生

老木の中には、幹にシダ類が寄生していたものを多く見かけます。

タブノキ切り株

ここは、チップ材として切り出された山です。写真は、タブノキの切り株です。春になると、新芽が出てきます。

タブノキ幹

タブノキの樹皮は全般的に分厚いのが特徴です。また、パルプ材として運ばれてくる数も多いのです。切り口の匂いをかぐと、いい匂いがします。また、写真でも分かるとおり、幹の中心部は枯れてしまい中空になっています。特に、タブノキやスダジイは、大木になると中空になりやすいです。

※ 2013年2月27日(水)、西之表市能野、鞍勇、植松、安城、中種子町宝来で、タブノキの花を撮影したものです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

【【種子島の木々:タブノキの花

※ 2013年3月23日(土)、西之表市下西、古田、千段之峯、住吉で、タブノキの赤い若葉を撮影したものです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の木々:タブノキの赤い若葉

2014.10.11〜