ふるさと種子島 > 種子島の花木・樹木 > ナワシログミ

【 樹木の諸データ 】

苗代茱萸

グミ科

【 生態状況 】

ナワシログミは、海岸付近で見かけるグミです。塩害にも強く枯れることがなく、枝はやや黒っぽくて、つるみたいに伸びています。葉の表面は、緑色でつやがあり、全般的に葉の裏へ反り返っています。種子島では、少し内陸部でも生えています。一般的に、花期は10〜11月です。

年が明け、5月になると、赤く熟した果実ができます。ちょうど本土では田植え時期です。この時期に実がなるので、ナワシログミと名前が付けられています。

ナワシログミは、かつてロウを採るために栽培されています。紅葉がきれいなこともあり、現在では街路樹として、多く植栽されています。

ナワシログミの樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けるような模様が特徴です。

ナワシログミの実

開花が終わると、次第に実を付けていきます。その数に圧倒されてしまいます。ナワシログミにはトゲがあるので、近づく場合は刺されないよう注意が必要です。

ナワシログミの裏側の葉

ナワシログミの葉は、色々種類もあります。写真のごとくやや丸みのものもあります。葉の裏は薄茶色で、表と裏では色違いです。葉の裏側は、小さい褐色の斑点が多数あります。葉の脈も褐色で、はっきりしています。

ナワシログミ
ナワシログミの白い花

晩秋になると、写真のとおり淡い白色の花を咲かせます。花びらをよく見ると、茶色の斑点が多数ついています。

2014.10.3〜